どうして薄毛になるの?

薄毛の種類
男性型脱毛症 悪性円形脱毛症 薬物性脱毛症
脂漏性脱毛症 産後脱毛症 瘢痕性脱毛症(発毛不可能)
粃糠性脱毛症 症候性脱毛症 先天性無毛症(発毛不可能)
良性円形脱毛症 トリコチロマニー  
薄毛のメカニズム
毛髪は、皮膚の表面から皮膚内部に埋まっている「毛包」と呼ばれる管状になった器官の下端に近い毛球でつくられます。
つまり、細胞分裂によって毛をつくる毛の製造工場の働きをしています。
この毛髪の製造工場数は、胎児のうちに決まり、一般の人は10万〜15万本といわれ、それだけ毛包の数があるということです。
毛包構造図
髪の毛は、毛包からみんないっせいに生えるわけではなく、現在成長している活動中のもの(成長期)は全体の90%、残り10%の毛包は、来るべき発毛に備えて休んで(休止期)います。髪の毛の寿命は、男性で2〜5年、女性で4〜7年といわれています。
健康であれば、5〜7年が多いでしょう。髪が生え、どんどん伸び、成長が止まり、そして抜け落ち、また新しい髪が生えてくる。これを毛周期(ヘアサイクル)といいます。
毛周期(ヘアリサイクル)図
成長期。髪が伸び続けている時期であり、その期間は3・4年〜7・8年位です。
退行期。成長が止まり毛乳頭や毛包が萎縮し、抜け落ちる寸前で、その期間は2〜3週間です。
休止期には、髪が抜け落ち、新たに新生毛が生える準備期間となっていますが、その期間は4〜6ヶ月です。
毛周期(ヘアサイクル)は、異常な抜け毛や脱毛を知る上でかなり重要な目安になります。
例えば、異常な抜け毛が多い人から、抜け落ちた髪を調べてみると、極、細い髪や短い髪がたくさん混ざっていますが、この抜けた髪は、退行期に至らず、成長期の途中にあった髪が抜け落ちています。
原因は、毛周期の乱れであり、脱毛原因を証明しています。
程度の軽い抜け毛でも、気になる方は、自然に抜け落ちる髪を調べると良いでしょう。
抜け毛の中に、短い髪が多ければ要注意です。髪が細くなるということは、毛根周辺の細胞活力が低下し、太い髪を生やす力がなくなっている状態です。だから、髪にボリュームがなくなり、スタイリングが決まりにくい時など、抜け毛の中に極、細毛の比率が高くなっているはずです。
薄毛・抜け毛の原因として
  • ストレスにより、自律神経が緊張し、血行や栄養の循環が悪くなるため。
  • ストレス性の胃腸炎や、胃腸の働きの乱れによる消化吸収不良によるもの。
  • 生活習慣の乱れ。
  • 頭皮の血行不良。
  • 無理なダイエットや極端な偏食、香辛料の食べ過ぎ。
  • 遺伝による障害。
  • フケ性やアブラ性による、毛根のつまりや炎症。
  • ヘアダイやヘアカラーのし過ぎ。
  • 酒、コーヒーの飲み過ぎ、タバコの吸い過ぎ。
  • 毛をつくり出す毛包が男性ホルモンに対し持っている細胞レベルの関係。などが深く関わっています。
対策
髪は、毛母細胞が分裂することでつくられますが、その細胞分裂のピークは、夜9時前後といわれています。
ですから、この時間帯は、出来るだけ体を休めて血行がよく頭に流れるようにすると良いでしょう。
夜型の生活をしている人は、この時間、飲食をすることが多く、血液は、消化器のほうへ流れ、頭皮の方へは流れにくくなります。
その上、夜更かしして睡眠不足ともなれば、毛母細胞の分裂の低下は避けられません。
生活のリズムの乱れは、頭皮や髪に大きなダメージを与えます。
早寝早起きを日頃から心がけましょう。
日々の生活サイクルをキチンと守りましょう
髪の健康は身体の健康
運動不足解消も健康のためだけでなく、髪の毛にとっても良いのです。
ウォーキングやジョギング、水泳など自分に合った運動を1日30分〜1時間継続し、全身の血液循環を良くし、頭皮、髪への血流を増やしてください。
野菜
毎日の食事も「栄養のバランス」を考えた食事にしてください。
髪の成分の基本は、硬タンパク(ケラチン)ですから、良質のタンパク質、つまり、大豆や納豆、豆腐などを積極的に食べた方が良いのです。もちろん、肉や魚もバランスよく食べてください。
ただし、動物性脂肪の過剰摂取は、生活習慣病を引き起こし、髪のトラブルにもつながりますので、気をつけてください。
特に、ビタミン、ミネラルを意識して、食事の中に取り込んでください。
  • ビタミンEは、穀物・胚芽油・緑黄色野菜などに多く含まれ、血流促進作用があり、毛乳頭細胞や毛母細胞の分裂を促進させます。
  • ビタミンCは、みかんやイチゴ、トマトに多く含まれ、ストレス予防に効果があり、副腎皮質ホルモンの体内合成に欠かせません。
    脱毛原因の一つにストレスもあげられるので、髪を勇気付けることになります。
  • ビタミンB6(レバー、小麦胚芽、大豆、キャベツ、卵、クルミなど)
  • 亜鉛(牡蠣、肉、レバー)
  • ビタミンB1(玄米、ピーナッツ、豚肉、ミルク)
  • ビタミンB2(ミルク、レバー、チーズ、卵)
  • ビタミンA(緑黄色野菜、卵、ミルク)

なども見逃せない栄養素です。

対策「シャンプーについて」

市販されている大半のシャンプー剤は、洗浄基材として、石油合成系の界面活性剤を使用しています。このようなシャンプー剤は、洗浄力が強く、安価で大量に利用できますので広く出回っています。
石油合成系界面活性剤の毒性がすすぎ残りにより、頭皮全体に浸透すると、頭皮や生きた毛母細胞に対して大きなダメージになります。
また、石油合成系のシャンプー剤に含まれる硫酸塩類毛や頭皮に絡んだ油汚れや頭皮の古い角質を必要以上に洗い落としてしまい、毛のツヤやしなやかさを保つことが出来ず、毛がゴワゴワと枯れ枝のようになってしまいかねません。
理想のシャンプー剤とは、毛根の皮脂はきれいに取除いてくれ、髪の皮脂は適度に残して洗い上げられるものです。
ですから、石油合成系のシャンプー剤の使用は出来るだけ避けてください。
天然成分で出来た良質のシャンプー剤を使ってください。できれば、毎日シャンプーし、日々、頭皮を清潔に保ってくださいね。
またコーティング剤が多量に入ったリンス、コンディショナーも毛穴のつまりの原因になりますので、使用しないでください。
そして、正しいブラッシングは、毛先が丸く滑らかに加工されたブタやイノシシなどの自然毛のブラシで、そっと静かにとかすことです。
また、ドライヤーをするときは、頭皮から15センチ以上離して使用し、全体にまんべんなくかけ、7割がた乾いたら、あとは自然乾燥してください。

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